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プロフィール

柳家小権太

Author:柳家小権太
(社)落語協会所属
1999年5月  三代目柳家権太楼に入門
2002年11月 二ッ目に昇進
2003年度  岡本マキ賞受賞 

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2007/08/19//Sun.
YOU DONT KNOW WHAT LOVE IS
恋をするとはいったいどんなことだろう。
愛を知るとはいったいなんだろう。

いつもそばに居たいという気持ち、夜も眠れないくらいに膨らむ想い、友人に会うとついつい話たくなってしまう楽しさ、うまくゆかないんじゃないかとふさぎ込む絶望。

昔の唄を君になぞらえ、君の言葉を辿る。
愛の旋律に君の息づかいを沿わせてみる。
そっと君に唇を寄せ、息を吹いてみる。
両の親指で君の背中を支え、残りの指で君の居場所を探る。
小指だけが行き場を失い、彷徨っている。

今日こそは僕の思う通りに答えてくれよ。
じらすのはもうたくさんだよ。

君は少し顔をうつむき、僕を見る。
左の親指を少し上へずらすと、上ずった声で「もう少し優しくして」と言った。
「あなたは愛とは何かを知らない。まだ私には早すぎたのね。」

深夜、テレビの脇で眠る君。
こんな時間に起こすわけにいかない。
ただ何事もなかったかのように、レコードの針が暗闇のなかで、いくつものカタマリや尖ったナイフや細かい霧を解き放ち、優しく甘いコードで僕らを包む。

今日はもう諦めよう。
僕の息で湿った君の身体を拭いてあげよう。
僕にはまだ早かったのかもしれない。
この恋が愛に変わる時、本当の姿を君は僕に見せるのかもしれない。
それまではただ、優しく距離が近づくまで待つことにしよう。
まだ始まったばかりなのだから。

テナーサックスの地を響かす低音が、今日も僕の脳みそに愛とは何かを語りかける。

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